Dear students, may I ask you a simple
question? Have you ever thought about what it means to be a “Japanese”? Or what
it means to be a “Japanese national”? Are these questions the same or
different? Sorry if you are neither a Japanese nor a Japanese national. But you
can think about the situation that you are in and post a comment.
学生の皆さん、「日本人」であることって考えたことある?「日本国籍」を持つってことは?両者は同じこと、違うこと? もしあなたが日本人でも、日本国籍保持者でもなかったら、自分の状況についてコメントしてくれると嬉しいのだけど。
外国に行く時など、異文化の中でのみ自分が"日本人"であるということを意識しないので、普段(日本にいる間は特に)はそんなに、自分が日本人であるということの意味について考えたりしません。日本で、日本人の家族の間に生まれて育ち、日本と言う国で生活しているうちは、自分にとってそれが"当たり前"のように感じられるので。もし自分が海外で生まれて育ったのなら、多分違った考え方をしているかもしれませんが。なので日本国籍を持っているということは日本人であることと同じ意味を持つのかについては、正しいとも違うとも言えないのではないかと自分は考えます。
返信削除コメントにあったように、日本の両親の下に育ち、日本で生活する人には、「日本人」と「日本国籍」の間に違和感はないかもしれない。しかし、海外で生まれ育った「日本国籍保持者」が持つ「日本人」感覚に違いがあっても不思議はない。また、両親の国際結婚によって、二つの(あるいはそれ以上の)伝統や言語を受け継いでいる人にとって、「日本人」という意味合いはまた違ったものになるのではないか。
返信削除たとえば「デカセギ」でやって来た日系ブラジル人家族が、次第に生活の拠点を日本に移し、「定住」から「永住」、「帰化」という道を選択した場合、その人たちの心の中で「ブラジル」と「日本」はどのように重なりあっていくのだろうか。帰化の道を選択した在日コリアンやその子供たちにとっては、問題はさらに複雑かもしれない。
別の例を挙げると、イスラエル人口の約25%はパレスチナ人だという。その人たちは「イスラエル国籍」を保持していても、自らを「イスラエル人」と考えるだろうか。国家主権は国籍を「付与」するが、「○○人」という感性の領域は国家にコントロールされたくない、というのが私の主張である。